モノトレーサーを使った店舗せどり
この記事では、店舗で販売されている商品をモノトレーサーを使って仕入れ判断をする方法について説明していきます。
「店舗せどりをやってみたい!」というせどり初心者の方でも理解できるような内容となっているので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
店舗せどりにおけるモノトレーサーの利用
モノトレーサーはPCに限らず、スマホからでもサイトにアクセスすれば利用することができます。
そのため、外出先でも利用できることから、店舗せどりにおける商品リサーチでもその場でスグに商品情報を確認することができます。
せどり初心者の方はツールに初期費用をかけなくても店舗に行けばリサーチが始められるため、モノトレーサーの利用をオススメします。
モノトレーサーを使った店舗せどりでのリサーチ
それでは実際に、モノトレーサーを使った店舗せどりのリサーチ方法を確認していきます。今回は日用品のリサーチを例に紹介していきます。
リサーチ方法
モノトレーサーでは、トップページの検索窓に①ASIN、②JANコード(バーコード)および③キーワードを入力することで該当する商品を検索することができます。
それぞれの検索方法を詳しく紹介していきます。
① ASIN検索
ASIN検索では、あらかじめリサーチしたい商品のASINをAmazonの販売ページで確認する必要があります。
そのため、Amazonショッピングアプリをインストールしていない方はアプリのインストールをしておきましょう。
今回は販売ページの検索に、Amazonショッピングアプリのカメラ機能を利用します。
まず、アプリを起動し右上のカメラボタンをクリックします。右下のBarcodeを選択し、リサーチしたい商品のJANコードを撮影します。
該当する商品ページが出てきたら、下にスクロールして「商品の情報」(緑枠)をクリックします。
クリックすると「登録情報」の項目にASIN(赤枠)が記載されているのでコピーします。
モノトレーサーを開き、コピーしたASINを貼り付けて検索します。
② JANコード検索
商品に記載されているJANコードをモノトレーサーの検索窓に直接入力して検索することで、該当する商品ページが表示されます。
③ キーワード検索
キーワード検索は、主に調べたいジャンルの商品をリサーチするときに使います。
今回は「レノア 柔軟剤」で検索した場合を例に見ていきましょう。
モノトレーサーの検索窓に「レノア 柔軟剤」と入力し、検索ボタンをクリックします。すると、該当する商品が一覧表示されるので、その中から店頭に陳列されている商品を探し、価格を比較していきましょう。
仕入れ判断
本節では、仕入れ判断を行う上で必要となる情報を商品詳細ページの各項目で確認していきます。
今回は以下の商品を例に仕入れ判断をしていきます。
- 商品写真
- 店頭陳列写真
項目 | 内容 |
---|---|
メーカー | マクロス |
商品名 | マクロス ウフール 2ヘッド ムダ毛ケア レディース ボディ シェーバー セラナ ホワイト MEBL-90 |
JANコード | 4532141145372 |
店頭販売価格 | 1,628円(税込) |
① モノトレーサーでの商品検索
Amazonでの販売価格を確認したい商品を前節で説明した方法でリサーチします。
今回はJANコード検索にてリサーチしてみます。まずは、モノトレーサーの検索窓にJANコードを入力して、検索ボタンをクリックします。
② 商品画像・詳細の確認
商品一覧表示から商品画像または商品タイトルをクリックすると商品詳細ページに遷移します。詳細ページの各種情報を順に確認していきましょう。
まずは、商品画像を見ると、「標準サイズ」の記載があるため、他の標準サイズの商品と同梱して送れることが分かります。
③ 損益分岐点
新品価格が3,595円でFBA手数料差引後の入金額が2,793円、出品者数が5人であることが確認できます。
④ 月ごとの販売数
直近1ヶ月で37個、3ヶ月平均で30個売れていることが確認できます。
ここで、各種リンクから「Amazon商品詳細ページ」をクリックしてAmazonの販売ページに遷移し、新品最安値のFBA出品者数を調べます。
今回の商品の場合、新品最安値のFBA出品者は3人でした。
自分がこの商品をFBA出品して最安値で出品した場合、出品者数が計4人となるので、およそ4分の1の確率で購入されるということになります。
月に37個売れる商品が約4分の1の確率で売れるので、月に9個以上は売れることが分かります。そのため、1ヶ月で売り切ると想定した場合、9個までが仕入れ対象と判断できます。
⑤ チャート
チャートの項目では、販売価格の推移とランキング情報を確認していきます。
商品の仕入れ判断を行う上で過去の販売価格の推移とランキング情報はとても重要な情報になります。
チャートの各項目を分析すると、リサーチ対象の商品は以下の特徴があることが分かりました。
項目 | 分析結果 |
---|---|
価格 | Amazon本体がいないので良い商品である。 |
出品者数 | メーカーから警告がくるような波形ではない。 |
ランキング | ギザギザしているのでよく売れている。 |
モノレートユーザー | 5人以下なので今後、値下がりする可能性が低い。 |
⑥ 利益計算
仕入れ値を計算表に入力するだけで利益計算が簡単に行うことができます。
今回の商品の場合、利益は1,165円(利益率32%)でした。
⑦ 最安値一覧
念のため最安値一覧も確認すると、1日につき1、2個以上は売れていることが確認できます。
まとめ
ここまで、店舗せどりでモノトレーサーを使ってリサーチをする方法を解説しました。
モノトレーサーは無料ツールではありますが、店舗せどりでの仕入れ判断に必要な情報が揃っていることがご理解いただけたかと思います。
ぜひ、本記事を参考に実際のリサーチで仕入れ判断してみてくださいね!